2022年03月21日(月)

「だれでも持っている者は、与えられて豊かになり、持たない者は、 持っているものまでも取り上げられるのです」マタイ25:29



大変よく知られている例え話だが、聞いた事があるだろうか。「空
を飛ぶ」「走る」「泳ぐ」「木登り」の訓練をする動物学校があっ
た。うさぎは、走りは大変得意、しかし絶対に空を飛べないので、
落ち込んだ。リスは木登りは得意だが、やはり空を飛べない。劣等
感にさいなまれ、走りも自信が持てなくなった。

鷲は空を飛ぶ事が大得意、しかし他の事はうまく出来ず自分を責め
ていた。速く走ろうとして足を痛めてしまった。アヒルは水泳が得
意、しかし空を飛べないので、うまく出来る鷲を羨み、自分はだめ
だと落ち込んでいた。これは、各々が全く違っているという事だ。

同じものが一つも無い。それぞれの個性と特性がある。それを他と
比較し、他を羨み、そのようになろうとするなら、自分の賜物まで
生かされず、自分を損ない終わってしまう。主は私たち一人一人を
「違って」造られた。他と違っていて当然だ。

横と比較するのでなく、自分に与えられた賜物を見い出し、主のた
めに用いて行く時、喜びと楽しみの中で、生き生きと生きて行け
る。
主から与えられた個性が100%開花されて行く。横を見て落ち込ん

いないだろうか。比較する時、必ず落ち込む。

人を羨むのは、自分に最善を下さっている主を認めない事になる。
無いものばかりを数えて、不満だろうか。与えられているものを感
謝し、主に献げて用いて頂こう。心満たされ、喜びを増し加えて下
さる。
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人と比べると落ち込むばかりだ。その後は苦い妬みの罪が待ってい
る。与えられている恵みを主に感謝したい。主を喜び、今の自分を
喜び、心を高くして歩もう。