2022年05月21日(土)

「こうして神のことばは、ますます広まってゆき、エルサレムで、 弟子たちの数が非常にふえて行った」使徒6:7



初代教会はどんどん成長する中で、アナニヤとサッピラの虚偽の罪
を主が対処された。その後、問題がぼっ発する。ある人々から毎日
の配給が不公平だと不満が起き、苦情が出た。使徒たちは配給に多
大な労力と時間が取られていた。祈りと御言葉の奉仕の重大性を考
えた事だろう。

そこで12使徒は弟子たち全員に告げた。この問題の解決のために、
神の言葉と祈りが最優先であると。神の言葉を教える事を後回しに
して、食卓の事に仕えるのは良くないと。祈りと御言葉の奉仕を第
一にする事、そしてそのために、御霊と知恵とに満ちた評判の良い
7人を選出し、この事に当たらせるようにと。

使徒たちが御言葉の奉仕に専念できるように。この解決は全員の承
認が得られ、一致の中で行なわれた。皆に平安があった。問題に、
良い解決が与えられた結果、「こうして神のことばは、ますます広
まって行き」「弟子の数が非常に増えて行き、多くの祭司たちが
次々に信仰に入った」。働きに実を結んで行った。使徒たちが御言
葉の奉仕に専念できた事が大きかった。

目の前の問題解決だけでなく、豊かな結実へと導かれた。私たちに
も問題は次々起きる。その時に「祈りとみことばの奉仕に励み」の
通り、まずよく祈り、御言葉に聞いて行く事が大切だ。主の御心を
悟り、その通りに従って行く時に、問題解決へと導かれて行く。そ
して豊かな実を結んで行く。

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「祈りとみことば」は大切で信仰生活の土台だ。主との交わりがお
ろそかになると、肉の思いと肉の力、肉の判断で動いてしまう。そ
して状況に流されてしまう。祈りとみ言葉に立ち返る時、導かれて
行く事を何度も経験する。何より感謝な事は、実が結ばれて行く。