2022年07月20日(水) 「もしもあなたが数の多い民であるなら、ペリジ人やレファイム人 の地の森に上って行って、そこを自分で切り開くがよい」 ヨシュア17:15
「もしもあなたが数の多い民であるなら、ペリジ人やレファイム人 の地の森に上って行って、そこを自分で切り開くがよい」 ヨシュア17:15
イスラエルが、主の約束の地カナンに入り、部族ごとに土地が分割 された。その中でヨセフ族が、リーダーのヨシュアに不満を言っ た。 自分達には「なぜ、ただ一つの割り当て地しかないのか」と。その 時、ヨシュアは、森に上り、敵と戦い、自分で土地を切り開けと答 えた。実際は、ヨセフ族には、広大な土地が与えられている。 しかし不満しかない。カナン人を追い払わずに、きちんと占領しな いので、カナン人も彼らの土地に住み通した。私たちにも、主は、 与えられた地を占領せよと言われ、しっかり占領する必要がある。 余りにも恵みが大き過ぎて、その恵みがわからず、価値に気づかな い。 それゆえ、それを受け取り、生かして行く事をしない。ましてや不 満は尽きるところ知らず、貪欲に流されて行く。何の求めも労苦も なく、降って与えられると、その有り難みがわからない。だから、 それを心から感謝して、生かして行く事が出来ない。 私たちもどうだろう。与えられた大きな恵みに感謝もなく、不満だ らけで、満足が無いので、もっともっと、と欲望に支配され、更に 得ることを欲する。方向違いであり、これは心の問題だ。恵みがわ かると、主が与えて下さったものを感謝し、尊び、大切にし、保 ち、 生かして行こうとする。 それが占領するという事だ。その時感謝が溢れる。今ある恵みはす べて主からのものだ。今一度、しっかり主の与えて下さっているも のを、受け取り直そう。 ------------ 祈って与えられた望みや願いは、手にしたとたんに小さな恵みに見 えてくる。なんと不信仰な者だろう。いつも主に留まって今の恵み に最大の感謝を主に献げていこう。