2023年02月18日(土)

「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて信頼 すれば、あなたがたは力を得る。しかし、あなたがたは、これを望 まなかった」イザヤ30:15


当時の強国アッシリヤが、ユダ王国に攻めて来た。強大な勢力で、
すでに北王国を滅ぼし、ユダにまで攻め下り、エルサレムを包囲し
ようとしていた。この危急の非常事態に、どうすればよいのか。ユ
ダ王は、肉の「はかりごとを巡らし」、エジプトに助けを求めよう
とした。主を仰がず、主に拠りすがり、助けを求めるのでなく、目
に見える所で算段し、肉の知恵で動いて行く。

エジプトと同盟を結ぼうとするが、神無しのはかり事であった。
それは「罪に罪を増し加えるばかりだ」と。そして「反逆の子ら」
と、その行為を「反逆」だと言われた。「わたしの言うことをない
がしろにし、聞こうとしない、指示を仰ごうともしない」と。私た
ちも、突如アッシリヤの脅威が迫るかも知れない。

それは対人関係の悩み、仕事上の困難、経済的困窮・・。その際、主
に向かず、自分の知恵、判断で動くだろうか。焦ってしまい、主が
飛んで、自分の思いで、動いてしまいがちだ。どうすれば良いのか。
「立ち返って静かにすれば、救われ、落ち着いて信頼すれば、力を
得る」と。

まずは静かにせよ、動くなと。動かずに、まず主に呼ばわり、祈り、
そして何より主を信頼し、主を待てと。そうすれば救われる。力を
得る。主は、ご自身に信頼して欲しいと願っておられる。今、自分
のプランで、動こうとしているだろうか。立ち止まり、自分で動か
ず、まず主に祈ろう。

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信仰人生で、試練が来るかもしれない、ではなく必ず来ると言って
いる。突如の事態が来る。平安に過ごしている中、突然試練の中に
いる。主が飛んで、頭はぐるぐる巡り、思い煩いに襲われ、何とか
しようとしてしまう。まず動かず、落ち着こう。まず主を仰ごう。