2024年01月21日(日) 「獄中で生んだわが子オネシモのことを、あなたにお願いしたい のです・・今は、あなたにとっても私にとっても、役に立つ者となっ ています」ピレモン10
「獄中で生んだわが子オネシモのことを、あなたにお願いしたい のです・・今は、あなたにとっても私にとっても、役に立つ者となっ ています」ピレモン10
神の摂理、ご計画、神視点を見ることができる。オネシモは主人 の物を盗んで、逃亡した。奴隷が自分の主人の物を盗み、逃亡 とは、大罪だ。あってはならない悪事だ。しかし神の側から見ると、 別な見方になる。神は、このような災いをも益とされて、ご自身の 栄光へと変えて行かれる。 オネシモが逃亡した事により、ローマに行く事に。そこでパウロと の出会いが与えられ、回心した。否定的な、害であるような事柄 さえも、神は益と変えられる。いっさいの起こる出来事が、神の 許しの中であり、主権のもとである事を認める時に、物事の見方、 人生の見方が変えられてしまう。 神視点で見る時、オネシモが一時、主人ピレモンのもとを離れた のは、彼が永久に主人のもとにいるためだった、となる。神視点 で、目の前の事態を見、人生を見るなら、どんなに幸いで恵まれ る事だろう。ヨセフも、兄たちの悪意でエジプトに売られたが、兄 たちと再会した時に同じ事を言った。 「あなたがたは、私に悪を計りましたが、神はそれを、良いことの ための計らいとされた」と。兄たちは悪意であったが、神はその 悪意すら良い事の計らいとされた。エジプトの総理大臣とし、大飢 饉の中、ヨセフによって一族は命を取りとめた。今、目の前の事 態を、単に出来事だけでなく、それを神視点で捕らえよう。豊かな 恵みとされる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今、目の前に、悩み、問題があるが、神視点に立てばどうだろう。 「すべての事を益に」「しようとしている事を知っておられる」「あな たのために立てている計画」相手の悪事悪意すら良き事の計らい とされる。そこから動かず、どこまでも主を信じたい。