2024年05月21日(火) 「聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその 上、どんな重荷も負わせないことに決めました。」使徒15:28
「聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその 上、どんな重荷も負わせないことに決めました。」使徒15:28
信仰生活で、私たちは種々の問題、悩みを経験する。個人生活でも そうだが、それが、教会の人々の間で起きた場合はどうだろう。意 見の相違がある。イベントを行なう際に、様々な意見が出る。意見 は十人十色で、10人いれば、10の意見がある。皆、違う。又、対人 関係のもめ事はどうだろう。互いの言葉で傷ついたり、考え方の行 き違いが起きたり、又、人の集まる所、妬みや羨望もあるかも知れ ない。 主を信じて新生した後も、私たちは皆、古い性質がある。天に帰る まで、主は古い性質をそのまま置かれている。成長のためだ。それ は、主を信じる以前の生まれつきの性質で、そこで培われたこの世 の価値観、習慣、因習が根付いてしまっている。各人の背景が違 い、生い立ち、経験値が違い、皆、異なる。そのため問題を解決す るには、各人の肉の思いでなく、皆が主に向いて、主を仰ぎ、主の 御心を求める事だ。 よく祈り、御言葉に向かい、主からの示しを受けよう。まず自分の 思いを脇に置いて、主のお心を求めよう。当時、使徒たちが宣教す る中で、問題が発生した。救われた異邦人に割礼が必要なのか、ど うかという問題で、福音の本質に関わる重大な事だった。 そこで話し合いがなされ、結果的に聖霊により、異邦人信仰者の自 由を認め、且つユダヤ人信仰者も配慮した決定がなされた。「聖霊 と私たちは・・決めました」が重要で、祈りの中で、聖霊に導かれて 決定するよう学べる。今、どうだろう。何かの決め事があれば、 「聖霊と私たちは」を心に留めよう。 ------------ 問題、課題を感情で片付けず、まず祈って主の導きを待ちたい。 委ねられるよう祈っていると、自分の価値観や願望から徐々に自 由にされる。主の最善は何か、平安の中で待ち望みたい。