2024年09月20日(金)

「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。 そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」ヤコブ4:7



悪魔は絶えず誘惑し攻撃してくるが、その目的は、とにかく主から
離す事だ。真逆の事を巧妙にささやく。エデンの園で、主は、善悪
の知識の木の実から食べると「必ず死ぬ」と断定された。だが、悪
魔はエバに堂々と「決して死にません」と言い放った。エバにはそ
の前段階からの誘惑があり、少しづつ〃巧妙に、各々の弱さの核心
へ、欲のある所へと誘って行く。

主の御心からそらせようとする。「もっと楽な道があるよ」「それ
は面倒だよ」「時間も労力も取られるよ」「大変だよ」と。「神の
国とその義とをまず第一に」の正反対である、「自分をまず第一」
に、と誘惑して来る。主の御心でなく、自分の思いとプランを第一
にと。しかし主は、「信仰に立ち、悪魔に立ち向かえ」と言われる。

悪魔に「ノー」と言うようにと。私たちが拒絶する限り、悪魔はど
うも出来ない。悪魔の誘惑を受け入れ、同意する時にだけ、悪魔は
足場を得て、自在に働ける。拒否するなら、悪魔にはすべがない。
まず悪魔に気づかせない事が、悪魔の常套手段だ。釣り針に餌がつ
いていて、それが私たちの欲に合致する餌だ。

「プライド」「虚栄心」「貪欲」「名誉欲」「自己顕示欲」・・自ら
の欲と合致していて、悪魔だと気づけない。自分が思っているとし
か、思えない。餌に食いつき、同意する時に、心で妊娠させてしま
い、罪を生んでしまう。絶えず主を仰いで、悪魔に「ノー」を言お
う。そのために、悪魔の識別を日々祈っていよう。
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誘惑をずっと見ていれば次々に言い訳が浮かび、ついに罪を犯して
しまう。振り返ると幾つもの失敗が浮かぶ。主を呼び、すぐに祈ろ
う。ノーと遮断しよう。