2003年04月19日(土) 「主よ。私の口に見張りを置き、私のくちびるの戸を守ってください」(詩篇141:3)
「主よ。私の口に見張りを置き、私のくちびるの戸を守ってください」(詩篇141:3)
言葉は一旦、口から発すると、元に戻すことが出来 ない。それゆえ軽率に言葉を出すべきではない。 又、一言が深く人を傷つけ、長年かかって築き上げ た関係を簡単に壊してしまう事がある。言葉の力は 大きい。ヤコブは舌について警告している。私達は 言葉で失敗する者だと。舌を制御する事は非常に 困難であると。馬を制御したり、船の舵を取ったり、 獣を支配する方がたやすいと。舌は火であり、不義 の世界、少しもじっとしていない悪であり、死の毒に 満ちていると。舌で罪を犯す。悪口、噂話、愛の無い 批判、非難は人をひどく傷つける。私達は誰しも 唇の戸が守られるように祈る必要がある。言葉を 発する前に気をつけよ。これは真実か、たとえ真実 にしても、今語る必要があるのか、必要の無い言葉 は多い。相手の徳を高めるか。不必要な、無益な 言葉を口から出すな。