2004年01月21日(水)

「わしが巣のひなを呼びさまし、そのひなの上を舞いかけり、翼を広げてこれを取り、羽に乗せて行くように」(申命記32:11)

 親鷲は、ひなに飛ぶ事を教えるために、わざとひ
なを巣から突き落とす。ひなは真っ逆さまに落下、
しかし、地面に追突する前に、親鷲がひなの下に入
り込み、羽に乗せて巣に連れ帰る。これを何度も繰
り返す中で、ひなは飛ぶ事を学ぶ。ひなは最初大変
な恐怖に違いない。しかし、親鷲の守りと支えの中
で、自分の翼を使う事を学ぶ。そして、大空を駆け
上る事が出来る。もし、ひなが恐れて巣の中に留ま
り続けたらどうだろう。翼は使われる事なく、大空
を知らないままだ。私達も自己満足という巣にとど
まっていないか。神が新しい世界に導き出そうとし
ておられるのに、恐れてて躊躇していないか。神に
従って、自己満足の巣から出て、はばたこう。