2004年08月21日(土)

「キリストでさえ、ご自身を喜ばせることはなさらなかったのです」(ローマ15:3)

ある野球が大好きでチームの主力選手として、いつも大活躍していた男性が身体に不調をきたし、二度と野球は出来なくなった。しかし、野球をこよなく愛する彼はマネージャーとしてとどまり、精神面で選手達を励まし、慰め力づけ、又、自らの技術を伝え、大きな支えとなった。彼は野球をする事はなかったがチームの勝利への大きな貢献を果たした。「何事でも自己中心や虚栄からすることなく」私達は自己中心だ。自分が一番可愛くて、自分が一番大切だ。しかし、「他の人のことも顧みなさい」他の人を成功させるために、あなたの人生を使いなさいと言っている。キリストは自分を無にして、仕える者の姿を取られたと。かの日には、そういう人が主から一番の賞賛を受けるだろう。
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自分に死ぬことなしに、他の人を顧みることはできない。一粒の麦が地に落ちて死ななければ一粒のままで、死ねば豊かな実を結ぶ。自我を主張して人生終るか、自らを主に明け渡して、豊かな実を結ぶかは自分の選択だ。