2005年04月20日(水)

「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて誘惑されるのです」(ヤコブ1:14)

罪に打ち勝つ秘訣は何だろう。それは自分の
罪に真正面から向き合い、きちんと認める事だ。
自分の犯した罪への言い訳や弁解をしようもの
なら無数に出てくる。自分を守る知恵の巧妙さ
は驚くばかりだ。又、周囲に責任転嫁して行く
なら、あのエデンの園で起きた事と同じだ。
神は悔い改めの機会を与えようとアダムに御
声をかけられた。しかし、エバのせいにし、エ
バは蛇のせいにし自らの罪を決して認めなかった。
罪を犯すのは肉の欲望に耳を貸すからだ。人や
環境のせいにしている限り暗闇の中だ。罪が無
いと言うなら自分を欺いており、真理は無い。
また、もっと恐ろしい事に、神を偽り者とする
事であり、御言葉はもう私達の内に無い。罪を
認めるなら光の中におり、その罪は赦されきよめ
られる。
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自分の非を認める事は、自我が徹底的に打ち砕か
れる痛い事だ。「ごめんなさい」が一番言いたく
無い言葉だ。自分の弱さも認めたくない。他のせい
にして自分を正当化したい。これが底に潜む自我だ。
認めるなら光の中におり、サタンもどうもできない。