2005年05月21日(土)

「わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです」(ヨハネ15:5)

人を助ける事は良いが、人に助けてもらう事に
は抵抗を感じる人は多い。あなたはどうだろう。
プライドが阻むので、人の助けを受ける事が出
来ない。何もかも自分でしたいのだ。ある男性
が病で倒れ、療養する中で、すべての面で周囲
の力を借りなければならなかった。その中で、
人々の親切を「有難う」と、感謝して受ける事を
学んだ。素直に受ける時、大きな喜びが与えら
れる事を経験した。「受ける」事を学ぶ必要があ
る。一番に必要なのは主の助けだ。しかし、自分
の力を誇りたくて、無力を認めるのが嫌で、プラ
イドが主の助けを拒んでいないか。自分の力で
なす事は一切が無益だ。神から離れているから
だ。神との生き生きとした交わりの中で、自分の
力ではなく、喜びと力を「受けて」歩める。何と
いう安堵と幸い。
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この世は正反対だ。強く有能が善。頑張って自
力で結果を出せ。肉はどこまでも自分を誇りたい
し、評価されたい。自分の無力を認める事は痛い。
しかし最高の喜びと平安は、自らの無力を知り、
主への全面的依存から来る。無力を知る事が素晴
らしい祝福と幸い。