2006年07月21日(金)

「主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません」詩編23:1



ダビデは、サウルから命をつけ
狙われ逃げ回っていた。いつ殺
されるかも知れない恐怖の中だ。
敵の攻撃、身体の衰弱、味方の
裏切り等、四方八方からの苦難
に襲われ、心身壊れるばかりの
苦しみにあった。詩編の至る箇
所で、その嘆きを神に告げて、
言い表し訴えている。気持ちを
そのまま神に告げるのは良い事
だ。同時に、ダビデの素晴らし
さは、失ったもの、無いものに
目を留めるのでなく、有るもの、
与えられているものに目を向け、
溢れる感謝を献げて行った事だ。
絶望のどん底のような中で、い
つも命が保たれている事、すべ
ての危機から救って下さる事、
心に喜びと平安を下さる事等を
感謝した。
どんな状況でも「信仰」により
「乏しい事は無い」を選択し、
そこに立つからこそ、恵みが見
えて来る。「乏しい」に立つと、
あれもこれも無い何も無い状態
に陥る。それが御言葉に立つと、
不思議に隠れて見えなかった恵
みと感謝が見えて来る。あなた
はどうだろう。どちらに立って
いるだろう。
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サタンは御約束を否定し、不安
に引きずり込む。現状に左右さ
れる弱さにあっても信仰によっ
て力から力へと進んでいこう。