2007年06月20日(水)

「しかし、もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります」ヤコブ3:14 

   
妬みは、人に根深く巣くう罪だ。人
を妬んで苦しみ、又、人から妬まれ
悩む。人を妬んで病気になった人も
あるくらいだ。妬みは深刻な罪だ。
カインはアベルを妬み殺人まで犯した。
ヨセフは兄弟達に妬まれ、エジプトに
売り飛ばされた。ダビデはサウルの
妬みで命まで狙われ苦しめられた。
放蕩息子の兄は、弟が好き放題して、
戻り、盛大に受け入れられているのを
見て妬んだ。主を十字架に追いやっ
たのも祭司長たちの妬みだ。人への
批判、非難、不満をよく点検して
みよう。その底に、相手への妬みが
潜んでいる事が往々にしてある。自
分は正しく相手を批判しているつも
りだが、実は隠れた密かな嫉妬が
ある。自分も無意識で、気づいてい
ないから要注意だ。プライドがあり認
めたくないし、気づきたくないので気
づかない。誰かに対して、心にざらつく
ものがないかよく探ってみよう。御霊
が照らし出して、指し示して下さる。
苦い根をそのままにしておくと、心の
底に憎しみが増幅して行く。光の
もとに出すことだ。「明らかにされた
ものはみな、光だからです」。悔い
改める時、赦され、妬みから解放
される。
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妬みとは、自分に無いもの、自分が
欲しいものを持っている相手に向か
う。妬みがあれば悔い改めよう。神は
更に良い別のものを与えて下さってい
ることを知る。