2008年01月21日(月)

「しかし、彼らが自分たちの間で自分を量ったり、比較したりしているのは、知恵のないことなのです」Uコリント10:12

私達は、どうしても人目を気にしてし
まう。人の目に自分がどう映っている
かを絶えず意識している。神の御前に
生きるのでなく、人の目に映っている
自分を生きてしまう。人の目に映る自
分を意識して生きていると、演技をす
る。絶えず「人の目に映る自分」を見
ているわけで、疲れてしまう。人によ
く見られようとし、常に自分でない自
分、自分以上の自分であろうとするか
らだ。そこには優越感と劣等感が行き
来する。なぜなら、人前に生きていて、
人との比較に生きているからだ。比較
からは必ず優越感と劣等感が生まれる。
そこから競争意識による妬みが出て来
る。自分が欲しいものを、所有してい
る相手を妬むのだ。あなたにも経験あ
るだろうか。解決の道は、比較しない
事だ。すべては比較から来る。比較さ
えしなければ、優越感や劣等感、妬み
から守られる。しかし、それが難しい。
出来ない事を見い出す。神が備えて下
さった道がある。それは、比較する自
分、人前に演技する自分、背伸びをし
てよく見せようとする自分、ごまかす
自分、それらを主の御前にへりくだっ
て認めることだ。自分の本当の姿を、
主に告白することだ。そうする時、解
き放たれて、自由にされて行く。正直
に告白するなら、神は赦し、すべての
悪からきよめて下さる。それゆえ自由
にされ、心に平安を得る。
-----------------
自分をありのままに、それ以上にも以
下にも見せようとする事なく今週も歩
んで行けますように。人とは違う自分
を神様がまず愛していて下さる事を覚
え、ただ御前に素直に歩んで行けます
ように。