2008年03月21日(金)

「ところが、ひとりの兵士が何げなく弓を放つと、イスラエルの王の胸当てと草摺の間を射抜いた」T列王22:34

イスラエル王アハブは、ラモテ・ギル
アデをアラムから取り返そうと、ユダ
王ヨシャパテを誘った。ヨシャパテは
アハブの申し出に乗り、主の言葉を聞
くよう要請した。アハブは預言者400人
を集め、伺いを立てると、彼らは、上
って行くようにと口を揃えて言った。
しかし、預言者ミカヤは正反対の預言
をした。アハブが悪霊に惑わされてい
る事、殺される事を告げた。アハブと
ヨシャパテはアラムと戦う事になり、
アハブは巧く逃れようと、ヨシャパテ
に王の服を着せ、自分は変装した。敵
をごまかし、自分は助かろうとした。
しかし、アラム王の命令は、イスラエ
ルの王だけを狙えというものだった。
ヨシャパテをイスラエル王と間違った
が、彼が祈った時、敵は彼を追うのを
止め、引き返したのだ。神の関与だ。
そして一人の兵士が、何げなく放った
矢が、何とアハブに刺さり、彼は傷を
負い死んだ。別に彼はアハブを殺そう
としたのではない。神が関与し働かれ
た。ミカヤの預言が成就した。神の完
璧な支配をここに見る事ができる。人
がどう画策しようと、神の御心が成就
する。厳粛な事だ。それゆえ、神に、
人生も日々の生活も委ねよう。あなた
への最善のご計画を一つ違わず、人生
に成し遂げて下さる。自分でどうこう
するより、神に委ねた方が良い。
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自分で判断して右往左往してみても、
全能の神様のご計画だけが成る。神
様の決定に従えるように心を定めよう。
どんな状況の中でも変わらぬ平安がや
って来る。