2008年06月20日(金)

「あなたは私が着くまで七日間、そこで待たなければなりません。私があなたのなすべき事を教えます」Tサムエル10:8  

サムエルはサウルに、自分がい
けにえを献げるので、到着する
まで、七日間待てと告げた。し
かしその七日を経ても、サムエ
ルは来ない。兵士たちは敵の圧
迫に動揺し、不安と恐怖が、ま
んえんして行った。兵達はサウ
ルのもとから逃げ出し始めた。
サウルは焦った。このままでは
軍は崩壊だ。サムエルは来そう
にない。そのため自分でいけに
えを献げた。神の軍勢であり、
神が守られる事を示して、兵士
の士気を高めるために。そこに
サムエルが来た。サムエルはサ
ウルを厳しくとがめた。「愚か
なことをした。あなたの王国は
立たない。主が命じられたこと
を守らなかったからだ」。遅れ
たサムエルが悪いのではないか。
敵はどんどん侵攻して来ている。
兵士達はおじ惑い逃げ去ろうと
している。こうしなければ軍は
壊滅だとサウルは判断した。し
かし、そういう問題ではない。
軍を支配し、敵を支配している
のはどなたであるのか。ヨナタ
ンは言った「大人数によるので
あっても、小人数によるのであ
っても、主がお救いになるのに
妨げとなるものは何もない」人
数、勢力の問題ではない。断固
神に従うべきであった。祭司し
か、いけにえを献げることはで
きない。分を越えて、してはな
らない事をした。神を信じて待
つべきであった。それが信仰だ。
今、目の前の状況で動揺してい
るだろうか。じっと神を信じて、
神を待ち望もう。神が動かれる。
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状況を支配されている方がどれ
ほど偉大なお方であるかをしっ
かり見分け信じて待ち望もう。
必ず主の栄光を見ることになる。