2009年01月20日(火)

「私のたましいがあなたをほめ歌い、黙っていることがないために。私の神、主よ。私はとこしえまでも、あなたに感謝します」詩篇30:12



与えられているもの、今あるものを感謝して行くこと、これは恵みに恵みが増し加えられてゆく秘訣だ。

母親を失い、人生の虚しさに、鉄道自殺を図った田原米子さんは、何とか一命を取りとめ、両足と片腕を失い、片手の指3本だけが残った。

その身体を見て、今度こそ絶対に死のうと決心した。
しかし、病室を訪ねた宣教師によって救いに導かれた。神に出会った時、3本しかない指が、3本もある!に見方が変わった。

「ない」から「ある」へ。「3本しか」と「3本も」の違いで、人生が180度変わってしまった。

結婚し、子供も出産した。子供を育てるために、主はこの3本の指を残して下さった、何と有難いことかと。

祈りにより、天からの知恵を与えられ、日々チャレンジ精神で、何もかもを3本の指で成し遂げる。主の恵みは十分であり、主の力は、弱さの中に完全に現われる。

私たちの日常はどうだろう。「ない」「ない」と嘆いているだろうか。あれがない、これがない〜。不平と不満と愚痴で一杯だろうか。

恵みを数えてみよう。あれもある、これもある〜、何と豊かに与えられている事だろう。

「しか」無いを、「〜も」あるに、視点を変えよう。感謝する人に、主は更に感謝すべき事を増し加えられる。
感謝して行くと、ますます感謝が見えて来る。
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ああして欲しい、これが欲しいの祈りばかりではないだろうか。神様に感謝し、ほめ讃えながら歩もう。恵みの中に置かれているはずだ。感謝をしよう。