2009年03月20日(金)

「そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです」ヤコブ4:15  


思いは要注意だ、すべてが神からのものでなく、世、自分の肉、悪霊からの思い
が混線している。                            
      
地のものとは、世の習慣や価値観だ。一見、善いものに見える。ヒューマニズム
は世界平和や人類愛をうたう。しかし、人間中心であり、神否定、神無しの価値
観だ。神無しで愛と平和を作る。麗しく、好ましいものだけに要注意だ。

肉のものは、生まれつきの性質から出て来る欲望だ。肉の行いは、不品行、汚れ、
好色、偶像礼拝、魔術、敵意、争い、そねみ・・の類だ。

悪霊のものは、サタンが吹き込んで来る思いであり、悪霊達の動機は神への妬み
だ。妬みは人間の性質に深く巣くっている。私達の心の思いをよく見張って、神
以外から来るこれらの思いを点検する必要がある。

サタンは思いに働く。まず思いを吹き込み、思いから行動へ駆り立て、秩序を乱
して行く。サタンのする事は破壊だ。教会、家庭・・分裂、秩序の混乱には、必
ず神以外の知恵が働いている。よく見張ろう。争いを引き起こし、分裂させる。

神からの思いは下心がなく、見せかけなく純真だ。必ず平安があり、柔和で、あ
われみに満ち、へりくだったものだ。
神以外からの思いには、妬み、敵対心、プライドからの誇り、真理に逆らったも
のだ。神からの思いは、実を結び、祝福となり、栄光が現れる。神以外の思いは、
深刻なトラブルを生み出して行く。
今、問題と混乱があるなら、自らの思いを点検しよう。どこからの知恵で突き進
んでいるのだろう。放っておいてはならない。邪悪な思いはますます膨らむ。神
に正直にそのままを告白しよう。上からのものへと変えて下さる。

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人への羨望、妬み、裁き、敵意があるなら、自分では気づかず、秩序を壊して行
く。自分も平安が無い。まず、それらを認めて、主の御前にそのまま告白しよう。
その時、そこに神が働くことができ、思いが変えられ、自分が変えられて行く。