2009年04月16日(木)

『彼らは寄って行ってイエスを起こし、「先生、先生。私たちはおぼれて死にそうです」と言った』ルカ8:24

                    
            
弟子達は自力で舟をこいでいた。プロのベテラン漁師であった彼らは、舟を自由自在に操作する事が出来た。

しかし、突然の突風に会い、プロの腕でもどうにもならない。
水をかぶり、身に危険を感じる状況に陥った。このままでは沈没の危機に追い込まれて、舟の中でぐっすり眠っておられる主に助けを求めた。

主は最初に「湖の向こう岸へ渡ろう」と言われた。主のお言葉だ。主が言われたからには、必ず向こう岸へ渡れる。
天地がひっくり返っても主の言葉は成し遂げられる。それゆえ、主は嵐の中も平安に熟睡しておられた。

主は起き上がられ、ひと言葉で、ピタッとなぎになってしまった。驚き恐れた弟子たち。「向こう岸へ渡ろう」の御言葉に立つべきであった。途中何があろうと渡れるのだ。

又、舟に主がおられるのに、右往左往だ。
私達も、主に頼らなくても十分やって行けるので、普段は主を無視して、ともの方へ追いやっていないか。

そして何か事があると、主が吹っ飛んでパニックになる。
普段はわからず、主に頼らず自分で舟をこいでいる部分を、試練の時に明らかにされる。
自分で舵取りしている所を、気づかされるだろうか。

自分で何とかしようとしている、その所を主に委ねよう。
主が乗り出され、問題を解決に導いて下さる。
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主が必ず解決して下さると本気で信じているだろうか。ああしなければ、こうしなければと動く前に、主に尋ねてみよう。これでいいのでしょうか、平安ありませんと。そこから、主が、正しい道を示してくださる。