2009年05月20日(水) 「地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。火のあとに、かすかな細い声があった」T列王19:12
「地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。火のあとに、かすかな細い声があった」T列王19:12
バアルとの戦いで大勝利をしたエリヤだったが、イゼベルのエリヤ殺害の脅しに怯えて、逃れた。霊的大勝利の後は、特に危険と言われている通りだ。サタンの攻撃と誘惑も来る。 大勝利の後こそ、返って身を引き締めて、へりくだって神に拠り頼む必要がある。あれほどの信仰と祈りで戦った勇敢なエリヤが、恐怖で、自分の命を救うために逃げた。 そもそものこれらの原因は、イゼベルの言葉だ。神の言葉より、イゼベルの言葉を受け入れてしまった。 どの言葉を聞き、どの言葉を拒否し、どの言葉を受け入れるかは非常に重要だ。その言葉に大きな影響を受ける。私たちは心に、どんな言葉を入れているだろう。 神はエリヤを眠らせ、食事をとらせ、十分な休息を与えられた。 エリヤに身体の回復を与えられ、ホレブの山に向かわせ、その山の上で主の前に立つように命じられた。 激しい大風、地震、火の後に、かすかな細い声があった。エリヤはそのかすかな細い御声に耳を傾けた。神はエリヤの思い込みの間違いを正し、エリヤに新たなる使命を与えられた。 落ち込んで死を願っていたエリヤが再び、神からの使命を遂げるために立ち上がる事ができた。 落ち込み、スランプ、無気力から脱出するためには、よく身体を休め、心身の休息が大切だ。 そして、何と言っても、神の御前にじっと静まり、細い御声に耳を傾けることだ。神との交わりから、新しい力が湧き出る。 ----------------------- 大きな祝福の後、必ずサタンが来る。ほっとした虚脱状態の中をかき乱されてしまう。よく警戒して、聞くべき言葉だけに耳を澄まそう。祝福の余韻の中でも主の御声に耳を澄ま そう。