2011年05月20日(金)

「あなたがたの内に住んでおられる御霊によって、あなたがたの死ぬべきからだをも生かしてくださるのです」ローマ8:11


心の内から、相手を憎む思い、裁く思い、敵対心や怒りが出て来た時はどうするだろう。クリスチャンなら、激しい憎悪が湧くが、同時に憎んではいけないとの思いが出て来るだろう。「裁いてはいけない」「敵対心や怒りは罪」との思いが出て来る。そんな時はどうするだろう。思いを抑え込んでいるか、心の奥に押し込めるか。そして、それで良しとしているだろうか。

それらを抑え込んでいるなら、いずれ必ず爆発する。それらは押し込めているだけで、そこに厳然と存在する。妬みをその場で抑えても、すぐに出て来る。大切な事は抑え込む事でなく、神の御前に「裁いています。憎んでいます。妬んでいます」と正直に認め、告白する事、神に持って行くことだ。

「神様・・」と神に呼ばわり、その場で思いを告白するなら、その思いは、すうーと消えて行く。又、御霊の促しや、御心が示された時、「無理」「自分には出来ない」「したくない」とその促しを無視し、流してしまっていないか。すると御霊の導きがそこで止まり、平安が失せ、霊的に鈍くなってしまう。あいまいに、ごまかしてしまうのが「肉」だ。その時に、「無理だと思っています」とそのままを神に告げることだ。「できない、したくない」と神に持って行く。すると神が、できるように助けて下さる。
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憎む思い、恐れる思いや怠惰な思い、いろんな肉の声を一日中聞いている。どうかそれを祈りに変えて行けますように。そして御霊によって何の実もない死の思いが主に喜ばれる生きた実となりますように。