2012年12月20日(木)

「あからさまに責めるのは、ひそかに愛するのにまさる。憎む者がくちづけしてもてなすよりは、愛する者が傷つけるほうが真実である。」箴言27:5 

  

あからさまに責めること、真っ直ぐに語ることは、大切だと言っている。御霊に示され、導かれるなら、相手にとって厳しい事も、はっきりと語る必要がある。相手には必ず痛い、傷つくことであり、触れられたくない所なので、その忠告によって、相手に嫌われるかも知れない。強い反発を受けるかも知れない。言わない方が楽だ。しかし、御霊の導きがあれば、従うことが必ず祝福となる。

ある人が、友人に忠告すべきである事を、御霊から示された。相手が傷つくのがわかるし、二人の関係はどうなるのか。したくない思いも来るが、御霊の促しは強く変わらない。決心して、祈って〃祈りを積み上げて、忠告した。案の定、相手は痛い所を突かれて、激怒した。相手は感情的になってしまい、喧嘩別れみたいになった。しかし、主を信じ、続けて祈っていた。すると、相手は時間がたつと、段々冷静になり、言われた事をよくよく考えた。自分自身を吟味した。

本当に言われた通りであり、主の砕きだと思った。そして、言えば嫌われる事がわかっていて、自分に忠告してくれた友人の愛を思った。有難いと思った。素直な気持ちになれた。すぐに電話し、心からの感謝を伝えた。誰かのために用いられるなら、御霊に従おう。又、逆に忠告を受けた時には、真摯に耳を傾けよう。それは、主から出ているのだから。
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祈りと共に与えられる助言は感謝だ。本当に愛を持って言いにくいことも言ってくれる。言われなければわからない事ばかりの中、何事も教えられ続ける者でいたい。