2014年02月17日(月)

「これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます」エペソ6:16



サタンは私たちの「思い」に攻撃して来る。「悪魔はすでにユダの心に、イエスを売ろうとする思いを入れていたが」とあるように、イスカリオテのユダの心に、主を売る「思い」を入れたのは、悪魔だ。ユダは最初に、サタンが持ち込んだ、主を裏切る思いが「自分の思い」ではなく「サタンの思い」である事に気づかなかった。サタンからの思いを受け入れてしまった。

日ごとに、朝起きた瞬間から、サタンからの思い、火矢はすべての人に来るが、ユダは、サタンからの「思い」を拒否せず、捨てず、受け入れてた。それを、心の中であたため、「欲がはらむと罪を生み」の通りに妊娠させてしまった。サタンが吹き込んで来る「思い」を受け入れ、はらんではならない。サタンが吹き入れる様々な思い・・妬みや怒りや批判、憎しみや思い煩い、それはサタンの火矢であり、自分の思いではないので、罪ではない。

主も、40日の断食の後に、空腹になり、石をパンに変えて食べようかと思われた。しかし、それは主の思いでなく、サタンからの誘惑だ。主はそれを拒否された。そして主は「罪を犯されませんでしたが・・試みに会われた」とあり、思う事は罪ではないとわかる。その思いを、拒否せずに、同意し心の中に深く受け入れ、はらむなら罪となる。自分が思っているとしか思わない、様々な「思い」が、実はサタンからの攻撃だと気づく時に、見方が変わり、解決へと導かれる。
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サタンだと気づけることが大切だ。自分の弱さを自覚して、絶えずそこに来る攻撃に御言葉を備えていよう。思い煩いや物欲や恐れや挫折感・・・背後にサタンの攻撃がある。