2016年03月20日(日)

「聞く耳のある者は聞きなさい」ルカ8:8



「聞く耳のある者は聞きなさい」とあり、そして「聞いていること
によく注意しなさい」とある。単に聞くだけでなく、よく注意して
聞くようにと。同じ御言葉を聞いても、ただ物理的に耳に入ってい
るのと、聞いている事によく注意を向けるのは、結果が大きく違っ
て来る。

自分の思いでいっぱいなら、聞く時、聞いているつもりでも、入っ
ていない。又、聞きたい言葉がすでに決まっている時にも、主から
の言葉は入って来ない。又、自分が語ろう、語りたいとの思いでい
っぱいの時も、聞けないし、入らない。又、他の事を考えながら聞
くと、全く入っていない。心が定まらず、思いはあちこちと巡り、
聞けていない。

「お話ください。しもべは、聞いております」でなく、「しもべは、
語ります」「しもべは、願います」になっているだろうか。英訳で
は「聞いたことを注意深く考えよ」となっていて、又「聞いたこと
を必ず実行せよ」となっている。注意深く考えることが必要だ。
「聞いても悟らないと、悪い者が来て、心に蒔かれたものを奪って
行く」、しっかり受け取らないと、サタンが御言葉をどんどん奪っ
て行く。

すると聞かなかった事と同じになって、結実することが無い。傍観
者でなく、「自分の事として」御言葉を聞く態度が大切だ。そして、
自分を欺いて、ただ聞くだけの人でなく、「御言葉を実行する人に
なりなさい」その行ないによって祝福される。実を結んで行く。

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よく聞いて、聞いた御言葉を実行する事が大切だ。でないと、すぐ
に忘れてしまい、御言葉を聞かなかった事と同じになる。すると人
生で実を結ぶことがなくなってしまう。今、示されている事があれ
ば、実行しよう。その事で実を結び、神の栄光が現される。