2016年08月20日(土)

「思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありま せん。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります」ガラ テヤ6:7


私たちは弱いので、罪を犯してしまう。しかし神は主イエスの十字
架のゆえに、完全に罪を赦し、二度と思い出さないと言われる。無
罪放免にして下さる。人はどうしても失敗してしまうが、主のあわ
れみは尽きず、それをも尚も益として行って下さる。罪も失敗も赦
され、もう一度やり直す事ができる。絶対に絶望は無い。

しかしだからと言って、少しぐらいと罪を甘く見てはならない。恵
みを放縦に変えてはいけない。どうせ赦してもらえるのだからと、
罪を犯してはいけない。それは違う。警察沙汰を起こした子供は、
施設で、厳しい矯正訓練を受ける。その親は、迷惑をかけた各方面
に謝罪し、金銭的弁償をし、頭を下げて、あらゆる償いをして回る。

法に違反した時、主の前に悔い改めるなら、完全に主は赦して下さ
る。しかし、この世界で法律上の刑罰は受ける。又、憎しみや妬み
で人を傷つけてしまったなら、悔い改めにより、主は赦して下さる。
しかし、一度壊れた信頼関係を、再度築き上げるのは、大変な努力
がいる。

罪のもたらす害毒は、思っている以上に大きい。罪の結果は自分だ
けでなく、家族や周囲をも巻き込み、傷を負わせてしまう。決して
罪を軽く見て、もてあそんではならない。飲み込まれてしまう。サ
タンは、あなたの弱点を的確に知っていて、執拗に誘惑して来る。
しかし、御霊の声のほうに耳を傾け、その導きに従おう。御霊は助
けて導いて下さる。

・・・・・・・・・
今、罪から守られているなら、ただただ主による。弱い者であり、
守られるよう祈っていよう。失敗してしまったなら、悔い改め、赦
されて赦されて歩もう。そして主と共に刈り取ろう。それをも、尚
も訓練とし、更なる祝福として下さる。主のあわれみは尽きない。