2018年02月17日(土) 「愚か者は自分の道を正しいと思う。しかし知恵のある者は忠告を 聞き入れる」箴言12:15
「愚か者は自分の道を正しいと思う。しかし知恵のある者は忠告を 聞き入れる」箴言12:15
箴言には、人の助言、忠告についてよく出て来る。耳を傾けるよう にと。自分は高慢かどうかが、わかる事柄があると言われている。 それは、人の意見や助言に耳を傾けられるかどうかだと。高慢であ れば、人からの助言や忠告が聞けない。自分が正しいと思っている ので、聞く必要など無いからだ。聞くに値しない。人から教えを受 ける必要性が無い。 プライドは自分を高くする。すると他人は競争相手になってしまい、 教えを受けるなど、思いも及ばない。しかし、へりくだっている人 は、他者の忠告や助言に耳を傾けられるので、どんな人からでも、 教えを受ける事ができる。そのため謙遜な人は、どんどん成長して 行ける。 ある役職にあるクリスチャンが職場で、プロジェクトについて会議 をし話し合っていた。なかなか困難で、話し合いを重ねる中で、部 下が一つの案を出した。一瞬良い案だと思ったが、否定的な意見が 自分の口から出た。一応その場はそれで終わったが、帰宅するが何 か平安が無かった。心がざらつき、主の御前に祈った。心を打ち広 げ、心の内を祈って行った。 すると本当に部下の提案は、素晴らしものであり、それに良い顔が 出来なかったのは、部下からの案だからであり、上司である自分の プライドだと気づかされた。悔い改め、心平安にされた。翌日、部 下の案を採用する事を伝えた。そのプロジェクトは大成功だった。 神の祝福を感じた。しばしばプライドは、助言、忠告をシャットア ウトする。へりくだって耳を傾ける事に心を向けよう。 ・・・・・・・・・・・・ 導きを求める時、まず、御言葉からの示しを尋ね求め、また人から の助言は有益だ。しばしば、他者からの忠告や助言を用いられる。 特に耳に痛い事は聞く必要のある事だ。それらを祈りに持って行く 時、判断を主が導かれる。