2002年08月20日(火)

「ところが・・父親は彼を見つけ、かわいそうに思い走り寄って彼を抱き、口づけした」(ルカ15:20)


 放蕩息子の父親は、息子が財産の分け前を
求めて来たときに、その通りにしてやった。
身代を二人に分けてやった。父親はこの弟息
子の心の内を何もかもわかった上で、そのよ
うにしてやったのだ。息子の好きなように、
やりたいようにやらせてやった。
やりたいようにやってみなければ本人にはわ
からない事を知っていて。
ホセアもイスラエルが反逆した時悔い改めを
警告し続けたにもかかわらず、イスラエルは
神を離れ、好き放題の道を行った。
神は成すがままに任せられた。しかし、決し
て見捨てられなかった。イスラエルに対する
愛情は変わらず、悔い改めてくるのを待ち続
けられた。放蕩息子の父親が息子が帰って来
るのを待ち続けたように。
同様に、神の私達に対する愛は変わらない。
私達が罪の道を選ぶ時でも決して捨てられな
いし、神の愛は変わらない。あなたを待ち続
けておられる。