2018年09月19日(水)

「みことばの戸が開くと、光が差し込み、わきまえのない者に悟りを与えます」詩篇119:130



ある人が信仰ゆえに、家族の迫害に会い、教会へも行かせてもらえ
ず、密かに教会の人々と連絡を取り、一人で信仰を守っていた。目
の前の状況は、実に辛く、苦しい。反対する周囲からの、深く傷つ
く言動、態度、置かれている状況を見ると、失望落胆するような事
柄ばかりだ。心が沈んでしまい、暗く重くなってしまう。

これから先もどうなるのだろうと思うと、真っ暗になり、思い煩い
にどっと襲われそうになる。しかしそんな中で、聖書を開いて、御
言葉に向かう時、まさに主がすぐそばにおられるかのように、生き
た言葉となって、ビンビン心に響き、力が与えられた。御言葉によ
り、励まされ、新たにされた。まるで闇の中にある光のようだった。

神の言葉は霊であり、いのちが宿っている。心が引き上げられる。
状況は何も変わらず、同じ環境なのに、心に不思議な平安が与えら
れる。感謝が湧き、主がおられるから大丈夫だと、先にも希望が持
てる。御言葉によって変えられる。苦しい状況の中であっても、確
信持って、前に歩んで行ける。神のみわざだ。御心なら状況を変え
て下さる。

しかし、しばしば経験するのは、状況は変わらないが、私たちの心
を変えられる事だ。平安を下さるので、問題が問題で無くなってし
まう。あなたも今悩みの中だろうか。状況からも、自分からも目を
離し、主に向き、御言葉に向かおう。主は御言葉を与えて、心慰め
励まし、新たにして下さる。
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御言葉を開くと、それまで支配されていた状況やそれに呼応してい
る自分がすっと消えて、真に頼るべき主に帰れる。平安が戻ってく
るのを経験する。御言葉に向かおう。