2019年12月20日(金) 「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています」Tペテロ5:8
「身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食い尽くすべきものを捜し求めながら、歩き回っています」Tペテロ5:8
ダビデは夕暮れ時に、床から起き上がり、屋上に上がった。その時、 身体を洗っているバテシバを見て、姦淫の誘惑に陥ってしまった。 しかしその時、家来たちとイスラエル全軍は戦闘状態だった。命を かけて戦っていた。夕方に起きるという怠惰な生活をし、油断しき っていた時に、サタンの罠にはまってしまった。 私たちもダビデから学ぶ事ができる。生活がうまく行っている時こ そ警戒が必要だ。生活も心も、ゆとりがある時に注意が必要だ。人 には弱さがあり、問題が無い時は油断しきってしまう。時間的ゆと り、経済的ゆとり、体力もあり、何の問題も無い時、気をつけなけ れば高慢になってしまい、サタンの誘惑に陥ってしまう。 試練の時は、必死に主に拠り頼み、主にすがりついているが、ゆと りがある時こそ、目をしっかり覚ましていなければならない。逆境 の時の神頼み、順境の時の神離れと言われている。又、ダビデが人 口調査を行った時も、王として自信に満ちていた。何もかもが順調 で、平安に国も治められていた。そんな時、高ぶってしまい、軍事 力を誇り、自分の勢力を誇るために行った人口調査であった。 単に人口を調査するためでなく、自分の力を誇るためだった。人間 の弱さは、順境の時にもっと主に拠り頼むのでなく、高慢に陥って しまう。弱い者であることをわきまえて、へりくだって身を慎んで 祈っていよう。 ---------- 自分は大丈夫と思う時に失敗する。自分に頼れば頼るほど主に助けを 求めて祈る時間も少なくなりる。身を慎みサタンに警戒していよう。 誘惑に陥らないよう助けを求めていよう。