2020年03月20日(金)

「私たちはぜひとも、上って行って、そこを占領しよう。必ずそれができるから」民数記13:30



とにかく、上れ、占領せよと、主は言われる。前進すれば、確実に
勝利を得ると。御言葉の約束を信じて、前進しさえすればよかった。
しかし12人の斥候の内、10人は、民は強く、城壁持ち、アナク人を
見て、自分たちはいなごに見えたと。怯えて、恐れて、前進しない
と言った。この荒野で死んでいたらよかった、エジプトに帰ろうと
言い出した。主は自分たちを剣で殺そうとしていると。

ひどい不信仰であり、その不信仰は民全体にまんえんした。「主は
私たちを憎んでおられるので、私たちをエジプトの地から連れ出し
てエモリ人の手に渡し、私たちを根絶やしにしようとしておられる」
と。こともあろうに、主の愛を憎しみだと取ってしまった。ヨシュ
アとカレブは、前進しようと言った。

「私たちはぜひとも、上って行って、そこを占領しよう。必ずそれ
ができるから」と。素晴らしく良い地であり、主の御心にかなえば、
私たちをあの地に導き入れ、それを私たちに下さるだろう。あの地
には、乳と蜜とが流れている」「主が私たちと共におられる。彼ら
を恐れてはならない」。

12人は、全く同じものを見て、正反対の見方に分かれた。御言葉を
見て、現状を見るか。御言葉無しに、現状だけを見るかの違いだ。
「すべてのしるしにかかわらず、いつまでわたしを信じないのか」
と、今、目の前に恐れがあるが、御言葉を信じ、主に拠りすがり、
前進する時だろうか。祈ろう。助けて下さる。
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御心なら全ての道で主は守ると約束してくださっている。主の真実
は大盾だ。心を定めて主に頼ろう。ネガティブな声は聞き流し、主
を通して現実を見ていよう。