2002年12月21日(土)

「神のみここに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせます」(Uコリント7:10)

牧師秘書がある時、ミスばかりしていた。書類の
不備、コピーのミス、入力ミス・・。彼女は仕事中に
他の事を考え、集中していないせいだった。「すみ
ません、すみません」ミスの度に謝った。ある時、
牧師が「姉妹、謝らなくていいですから、変わって
下さい」と言った。主は私達が罪を犯す時、謝る
だけでなく、方向変換し、変わる事を望んでおられ
る。罪から180度転じて新しい歩みをするのだ。
コリントの教会の人々は罪を悲しみ、そこから熱心
が生まれ、弁明、憤り、恐れ、慕う心が生まれた。
処罰を断行し、断固とした行動へと発展して行
った。罪の悲しみが、変わろうとの意志にそって
導かれる時、新しい喜びがもたらされる。悲しむ
だけでなく、変えられて行く事が大切。それが
真の救いへとつながる。