2021年10月18日(月)

「わたしはパロの心をかたくなにし、彼が彼らのあとを追えば、パ ロとその全軍勢を通してわたしは栄光を現わし・・」 出エジプト14:4



私たちは、時に、理解不能な事態にでくわす。パロが支配のエジプ
トを脱出成功した民に、何と引き返せと主の命令。少しでもエジプ
トから距離を置き、先に進まねばならないのに。なぜ?パロは民が
道に迷ったと思い、すぐに追って来るので、そこで「わたしは栄光
を現わす」と。民は言われる通り従った。するとパロ自身が先頭に
立ち、最強精鋭部隊と全戦車で追跡して来た。

追っ手はどんどん背後に迫り、従った民だったが、目に見える状況
を見るや一変した。臆する事なく出て行った民が、恐怖におのの
く。
恐れと不安、そして怒りがモーセに向かう。しかしモーセは民に向
かわず、主に向かい、祈る。そして言った。「恐れるな」「しっか
り立て」「主の救いを見よ」どんな困難も恐れるな。自分で動か
ず、
又、逃げず、しっかり立て。主が成し遂げられると。

そして前は紅海、背後は追っ手が迫る絶体絶命の中、何と目の前の
海の中に道ができた。私たちにも、道無きところに道を造られる。
民が渡りきった後、追いかけたパロと全軍隊は滅ぼされた。結局
は、
言われた通り引き返す事により、パロに追跡を仕向け、イスラエル
を救い、パロとエジプト軍を滅ぼす事となった。

私たちに、時に理解しがたい事態が起きる。「なぜ?こんな事
が?」
と、混乱する。しかし、主の栄光のためであり、必ず良い事として
下さる。信じよう。「恐れるな」、まず動かず、祈ろう。主の示し
を待とう。その時、主が動かれるので、「前進せよ」と示されたな
ら、従おう。
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落ち着いている場合かと、思いは逸るが主だけが今の確かな状況を
ご存じだ。主に祈り、主に聞き、確かな導きへと歩を進めよう。
解決を主に委ね、栄光を拝そう。