2023年03月20日(月) 「今、行け。わたしはあなたをパロのもとに遣わそう。わたしの民 イスラエル人をエジプトから連れ出せ」出エジプト3:10
「今、行け。わたしはあなたをパロのもとに遣わそう。わたしの民 イスラエル人をエジプトから連れ出せ」出エジプト3:10
とんでもない驚くべき事態を目の前にすると、私たちは恐れ、戸 惑い、尻込みしてしまう。モーセも、ある日突然、主から大変な事 を言われた。「あなたをパロのもとに遣わすから、イスラエルをエ ジプトから救い出せ」と。主からの、思いもよらない突然の示し に、なんで自分がそんな大それた事をしなければならないのか。そ んな事、今の自分に出来るわけがない。まるで絵空事だ。 そして過去に手痛い失敗をしている。若い王子であった時にイスラ エルを救い出そうとして、見事に失敗した。何を今さら、地位も、 影響力も、体力も、財力も、人脈も何も無い。しかし主は「わたし はあなたとともにいる。これがしるし」だと。しるしとは保証だ。 こんな確かな揺るぎない保証が与えられている。 だがモーセは、尚も自分は口下手だと尻込みする。すると主は「わ たしがあなたの口とともにあって、言うべきことを教える」と約束 される。だが尚も「どうか他の人を」と。すると兄のアロンを口の 代わりにすると。モーセの問題点に、次々と答えられ、モーセは説 得されて行き、この主の申し出を受け止めて行く。 私たちにも「わたしはあなたとともにいる。これがあなたのための しるしだ」と、主はこの保証を与えて下さっている。今、目の前に 大きな困難があるだろうか。又、新しい働きに導かれているが、不 安だろうか。主が「わたしがあなたとともにいる」との保証のも と、「わたしがあなたを遣わすのだ」の言葉を受け取り、一歩を踏 み出そう。 ------------ 自分には出来ないと認められたからこそ、主が用いてくださる。 「今、いけ」と主に言われる事は何と幸いだろう。主は人知れず訓 練してくださっている。主を信じて一歩前進しよう。