2023年10月20日(金)

「アラムの王は、自分の配下の戦車隊長たち三十二人に命じて言っ た。『兵や将校とは戦うな。ただイスラエルの王を目ざして戦え。』 」T列王22:31



イスラエル王アハブは、アラムからラモテ・ギルアデを取り返そう
と、ユダ王ヨシャパテを誘った。ヨシャパテはアハブの誘いに乗
り、主の言葉を聞くよう要請した。それでアハブは預言者400人を
集め、伺いを立てると、上って行くようにと、皆、口を揃えて言っ
た。だが預言者ミカヤだけは、正反対の預言をし、アハブ王が悪霊
に惑わされている事、殺される事を告げた。

アハブとヨシャパテは、アラムと戦う事になり、アハブは、自分は
助かろうとし、巧妙にもヨシャパテに王の服を着せ、自分は変装し
た。敵をだまし、ヨシャパテを追わせ、自分は逃げようとした。
だがアラム王の命令は、イスラエル王アハブだけを狙えというもの
だった。

敵が、ヨシャパテをイスラエル王だと思い、戦おうとした時、ヨシ
ャパテは瞬間、主に祈った。すると敵は引き返したのだった。まさ
に主の関与だ。そして一人の兵士が、何げなく放った矢が、何とア
ハブに命中し、彼は傷を負い死んだ。別に彼はアハブを狙って、殺
そうとしたのではない。何げなく放ったものだ。主が働かれた。

ミカヤの預言が成就した。主の完全な主権と支配を見る。人がどう
画策しようと、主の御心が成就する。厳粛な事だ。それゆえ、主に
日々の生活も、人生も、自分自身もゆだねよう。明け渡して行く
時、あなたへの最善のご計画を一つたがわず、成し遂げて下さる。
そして、平安に守られる。
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いつも主に聞き、明け渡していなければ自分の強い思いで聞きたい
言葉だけを聞いていく。そして惑わされる。全能の主の存在をいつ
も見つめていなければ危うい。主に明け渡そう。