2003年03月19日(水)

「主はわきまえのない者を守られる。私がおとしめられたとき、私をお救いになった」(詩篇116:6)

この詩篇記者には、悪意ある相手がいた。偽りと
噂で、彼をおとしめた。余りにも不当で、その苦し
みと辛さで、もう誰も信じられないと思った。恐怖
と悲しみの中で、神を求めた。すべての者が嘘
を言うと思えた。試練の中で、屈折して物を見る
と、神も人も正しく見えなくなり、関係を壊して行っ
てしまう。不思議な事に屈折すると、祝福が何一つ
見えなくなり、すべてが悪く見えてしまうのだ。
最悪に見える。焦点が神からはずれると、すべて
が歪んで見える。自己中心にしか見えない。
神を責め、人を責める。すねて、ひがんで自己憐憫
に陥る。気をつけよ。詩篇記者はこの危険に気
づき、神に感謝をささげ、主の御名を呼び続けた。
神は彼を助け出して下さった。十分気をつけよ。
自分か、神か、あなたの焦点はどちらにあるのか。