2025年01月20日(月)

「わが神。私はみこころを行なうことを喜びとします。あなたの おしえは私の心のうちにあります」詩篇40:8


信仰生活が続くと、一つの事に気づく。それは信仰人生は、自分の
思い通りにはならないという事だ。全く思い通りではない。「わた
しの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたが
たの道と異なる」と。自分の強い思いがある。しかし、肉の自分の
考えるプランより、遙かに素晴らしい、主の最善の道が用意されて
いる。

門の閉じ開きで道が示される。念願の進路、学校や職場の道が閉ざ
されるなら、主のご意志と受け止めよう。そこで、主のみ思いを尋
ね、御心を求めよう。主はあなたのために、遙かにふさわしい、別
の良い道を備えておられる。結果的に、後に、それが最善だったと
知る。

一人の女性の証しだ。病を得て、どうしてもいやされたい。祈って
祈って、祈り込んで行った。更に祈りを積んで行った。祈りに祈り、
これ以上祈れないほど祈った。しかし病がいやされる兆しはない。
そこで主の御心を求めて祈った。祈っていると、自分の思いは強く
あるが、主のみ思いはどうなのか。自分への、主の願いは何なのか。
初めて主のお心に思いが至った。

主のお心を祈り始めた。すると自分自身を主にゆだねる事を示され
た。明け渡すという事は、いやされても、いやされずにこのままで
もOKですという事だ。大きな決断が要った。しかし祈りの中で決心
し、もしこのままが主の最善なら、受け入れますと祈った。不思議
に心に平安が広がった。驚いた事にその後、少しづついやされて行
ったのだった。
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自分の強い思いがあれば、そうでない答えなら、と常に不安だ。祈
る度に自分を主け渡そう。明け渡せたときに初めて平安が来る。主
の御心が成る事に安堵できる。