2025年05月20日(火)

「神はバラムにに言われた。『あなたは彼らといっしょに行っては ならない。またその民をのろってもいけない。その民は祝福されて いるからだ』民数記22:12



バラク王は、イスラエルが、どんどん勢力を増す事に、恐れをなし
た。そのためバラムを雇い、イスラエルを呪わせるよう画策した。
その時に、主はバラムに「呪うな」「行くな」と命令されたのに、
報酬に目がくらんだバラムはバラクと共に行く。進んでいると突然、
主の使いが、抜き身の剣を持って現われ、行く手を阻んだ。

ロバには見えたのだが、バラムには見えなかった。ロバが止まらな
ければ、剣で、命が無かったところだ。主の停止だった。ある人が、
念願の進路があり、どうしても進みたい。手を尽くし、懸命に道を
模索した。しかし環境的に閉じられていた。その事で祈っていた時
に、この箇所を通して、御心と反対方向を向いていたので、主が立
ちはだかれたのだとわかった。

思い通りでなかったが、不思議に、心には主の平安が臨んだ。そし
て別の遙かに良い道が開かれたのだった。あなたも、もしや反対方
向に向かっているため、主が阻んでおられるだろうか。それはあな
たへの愛であり、更に良い道が備えられている。そして又、バラム
の道に従うなと言われている。ある人は、目の前の好条件の転職に、
目がくらんでしまったと証しした。

高給で、自分の才能が生かせる条件に心惹かれ、転職した。しかし
仕事は高度で、連日の残業、心身疲労し教会へ行けなくなった。後
に立ち返れたが、肉は、富、地位、自己実現、世の欲に向かってし
まう。主のストップを見張り、又欲望でバラムの道に従わない事を、
心して、祈っていよう。
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その時はわからなくても、後々この道に行くためだったのか、と感
謝した経験はないだろうか。先のことは知らなくても、主のご愛は
信じられる。主の導きを待とう。