2003年08月20日(水)

『「ああ、肉が食べたい。エジプトで、ただで魚を食べていた・・だが今や、私たちののどは干からびてしまった。何もなくて、このマナを見るだけだ』(民数記11:6)


 ある夫婦が引っ越した場所は素晴らしい所だった。
家の目前には海が広がり背後には山。水平線に夕陽
が沈む様は言葉に表せないほど感動的だった。
夫婦は感動に喜び踊った。このような所で日々を送
れるとは何という幸せ。しかし、日常生活を送るう
ちに感動が失せて行くのはすぐだった。
イスラエルも同じだった。食べ物のない荒野で、叫
んだ民に神は天からマナを降らせて下さった。
民は驚いて大喜びし感謝した。しかし、毎日マナが
続くと飽きてしまい、すぐに感謝を忘れ、不平不満
が口に上った。私達はどうか。感謝が失せると、
不平不満が心を占領して行く。
無感動になり不満が募ると、神の恵みと祝福が全く
見えなくなる。恵みを感謝する事を忘れるな。