2006年07月20日(木) 「王は軍勢の多いことによっては救われない・・軍馬も勝利の頼みにはならない。その大きな力も救いにはならない」詩編33:16
「王は軍勢の多いことによっては救われない・・軍馬も勝利の頼みにはならない。その大きな力も救いにはならない」詩編33:16
普通の考えでは、戦いに勝つのは 兵士の数による。1万と2万では、 2万人が圧倒的有利に決まってい る。戦いの常識であり、多い方が 勝つ。それが、詩編記者は、勝利 は兵の数によるのではないと言う。 一般通念と常識がくつがえる事を 言われると、私達は戸惑う。常識 で生きているからだ。神の言葉と 信仰を掲げながら、実際は常識や、 自分の既成概念で生きている。 信仰と言いつつ、現実生活では、 計算高く、頭でソロバンをはじい て生きていて、軍勢の多い少ない で判断している。つまり自分の力 だ。これなら自分の力の範囲内で 行ける、これは無理と。サッサと 頭の中で計算し処理していないか。 そこに神の入る余地がない。しか し、記者は、勝利は、兵の数では なく神によると結論づける。神に 信頼し、神の導きによって進むの であれば、常識の想定外だ。兵の 数=自分の力や、障害や困難の大 きさだが、それは問題でない。 神の御心かどうかが問題だ。軍勢 の数で頭が動いていないか、又、 神が共に行かれないなら、大軍勢 でも敗北だ。救いは軍勢ではなく 神による。 ---------------------- 神様、神様といながら自分の目で 見たもの、耳で聞いたもの、自分 の悟りに走るなら何の霊的成長も ない。実生活で信仰を働かせよう。 状況に関わらず平安に守られる。