2007年08月20日(月)

「まことに、あなたがたに告げます。取税人や遊女たちのほうが、あなたがたより先に神の国にはいっているのです」マタイ21:31



自分が「良い人」だと思っている
人は多い。勿論完全ではないが、
そんなにひどくは無いと思ってい
る。そこそこ良い人で、隣の人よ
りましだと思っている。多くの人
は、外側を何とかうまく繕って生
きている。外面繕うので、外側だ
けを見ると良い人に見える。犯罪
ニュースに出て来る人物に、近隣
の人々は、皆おしなべて、良い人
だと言う。必ずそう言う。私達も、
外側繕って生きてしまう。そうす
ると、周囲に良い人だと言われる。
繕い続け、良い人だと言われ続け
ると、自分で錯覚して、勘違いし
て、自分は良い人だと信じ込む。
良い人である限り、神は必要無い。
神無しで生きて行ける。しかし欺
瞞であり、偽りであり、勘違いだ。
義人はいない、一人もいない。遊
女や取税人が、神の国に入った。
自他共に、罪深さが余りにもあか
らさまで、人にも自分にも、どう
にも隠すことができないからだ。
認めざるを得ない。砕かれたたま
しいは、神を必要とし、自らの罪
を告白する。そのような人々に、
全き赦しが与えられる。自分の罪
を認めるので、罪の増し加わると
ころに、恵みも満ち溢れる。自分
を「良い人」と見るなら、光に照
らされない。暗闇の中だ。罪は無
いというなら、真理もない。自分
を欺いてしまう。光に自分自身を
照らして頂こう。
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外側を繕っている内に自分だけは
間違っていないと思い込む。完全
に盲目だ。真実の自分の姿をしっ
かり神様の前に認め、また赦され
る祝福を味わいながら、いつまで
も光の中を歩んでいこう。