2008年09月19日(金)

「キリストが死なれたのは・・もはや自分のためではなく、自分のために死んでよみがえった方のために生きるのです」Uコリント5:15



最初、この世界は地球が中
心に静止し、他の天体が地
球の周りを回っていると考
えられていた。やがて航海
に出、星で位置を知るよう
になり天文学が盛んになっ
た。研究が進むと天動説で
は説明がつかず、疑問が出
て来た。コペルニクスが、
太陽を中心にして、地球や
他の惑星が回っているとの
地動説を唱えた。私たちの
人生も同様だ。人生の中心
が自分であり、自分中心に
人生が回っていて、起こる
出来事がすべて自分のため
にあると考える時、説明が
つかなくなる。行き詰まっ
てしまい、何もかもがわか
らなくなって来る。何のた
めに生きているのか、なぜ
生きなければならないのか
・・答えが無い。そうでは
なく、天動説ではなく、地
動説であり、自分が中心で
なく、中心に神を置く。自
分中心から神中心に置き換
える。この時、何もかもが
明らかになり、目的と秩序
があり、意味があり、不可
解だった様々な事柄に解答
が出て来る。これをコペル
ニクス的転換という。クリ
スチャンになっても、自分
中心に世界を見ている時、
起きて来る出来事の意味が
わからず、苛立ちと不満、
不信と疑い、思い煩いに落
ち込む。自分中心から神中
心に転換する時、平安、信
仰、賛美に変わる。今、ど
うだろう。困難や悩みは、
自分中心に見ているところ
から来ていないか。
-------------
困難の意味、将来への希望、
神様が中心におられ、関与
されていると信じるから今わ
からない事にも喜んでおれ
る。中心に誰を据えているの
だろう。