2001年09月18日(火)

「私を滅びの穴から、泥沼から、引き上げてくださった。そして私の足を巌の上に置き、私の歩みを確かにされた」(詩篇40:2)


 一人のクリスチャン男性が仕事にのめり
込んで行った。野心があり、仕事でどうし
ても成功したかった。仕事上の犠牲はいっ
さいいとわず、帰宅は毎日深夜だった。
家族との交わりはほとんど無かった。
しかし、仕事での成功が誇りであり、すべ
ての時間と労力を使う事も誇りであった。
優先順位の第一番目になっていた。ふっと
時間ができた時、不安と虚しさが襲ってき
た。家族とは隔たりが出来てしまっていた
しかし、別の声を聞きたくなかった。
自分の道を突進した。そんな時病で倒れた
静かな時間が与えられた時、自分の間違い
にはっきりと気づいた。悔い改め、神に立
ち返る事が出来た。病気は自分の姿に気づ
かせ方向変換させてくれた。将来を見据え
る助けにされた。神は人生で何が大切かを
見せられた。再び職場に復帰し、労働時間
を減らした。第一のものを第一に、優先順
位が変えられて新しい歩みが始まった。