2009年07月19日(日)

「私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです」ピリピ4:13                    



すぐ周囲と比較してしまうだろうか。他と比較し、自分に無いものばかりを見つ
めて、くよくよし、劣等感に陥っているだろうか。劣るもの、無いものだけを見
ていないか。落ち込んで、消極的になり、前に進めない。

確かに、自分に与えられているものと、与えられていないものがある。事実自分
には与えられていないものもある。無いものを、あると思い込むのは無理がある。
幾ら言い張っても、無いものは無い。

あるものと無いものを、はっきりさせる事は大切だ。勘違いのまま進むのは危険
だ。無いものは無いときっぱり認めよう。主の主権がある。そうするなら、高慢
や劣等感に陥らない。

田原米子さんは、鉄道に飛び込み自殺し、一命は取りとめたが、両足と左手を切
断、残る右手も2本が切断され、今度こそ絶対に死のうとした。が、主に出会い、
「指が3本しかない」が「指が3本もある!」に変えられた。

心が変わると、何もかもが違って見える。昨日と同じ風景が輝いて見えた。生き
方が変わり、人生が変わった。生きる喜びと希望が与えられ、全国、海外を回り、
講演し、主の素晴らしさを証しした。

否定的なものばかり数えていないか。城壁は強固で、敵は巨人のようだ。不可能
だ。自分はいなごに見える。しかし、ヨシュアとカレブは「ぜひとも、上って行
って、そこを占領しよう。必ずそれができるから」と状況でなく、主を見て、主
の約束を見た。

何を見ているだろう。視点の違いで、発想も、見方も、捕らえ方も、そして結果
も、天と地ほどに違って来る。

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無い、無い、だからダメの、ネガティブ思考に陥ると、真っ暗で、何も見えない。
祝福のかけらも見えなくなるから、不思議だ。感謝を献げ始めると、光の中に入
れられ、溢れるばかりの祝福が見えて来る。状況は同じなのに、明暗くっきりだ。