2009年09月18日(金) 「彼がしばらくの間あなたから離されたのは、たぶん、あなたが彼を永久に取り戻すためであったのでしょう」ピレモン15
「彼がしばらくの間あなたから離されたのは、たぶん、あなたが彼を永久に取り戻すためであったのでしょう」ピレモン15
ここに神の深い摂理、ご計画、神の見方を知ることができる。オネシモは主人の 物を盗み、逃亡した。罪を犯して、悪事を働いて逃げた奴隷だ。してはいけない 事であり、悪い事だ。しかし、神の側から見ると、別な見方がある。 このような災いな事をも、益とされて、ご自身の栄光へと変えて行かれる。 オネシモがピレモンのもとを出た事により、ローマに行く事になり、そこでパウ ロとの出会いが与えられる。否定的な、害であるような事柄さえも、神は益と変 えられる。 いっさいの起こる出来事が、神の許しの中であり、主権のもとであることを認め る時に、物事の見方、人生の見方が全く変えられてしまう。神の見方で見る時、 オネシモがピレモンのもとを離れたのは、彼が永久にそばにいるためだった、と なる。 神の見方で、目の前の事態を見、人生を見るなら、どんなに幸いであり恵まれる 事だろう。ヨセフも再会した兄たちに同じ事を言った「あなたがたは、私に悪を 計りましたが、神はそれを、良いことのための計らいと」された。 兄たちは悪意であったが、神はその悪意すら良い事の計らいとされた。 エジプトの総理大臣とし、世界的大飢饉の中、ヨセフによって一族は命を取り留 める事とされた。今目の前の事態を神の見方で捕らえよう。 --------------- 前から来ることが全て神様からの事と受け取れるから感謝だ。偶然の運命に翻弄 されているのではなく、神様のご計画は揺るがない。今置かれた所に神様の恵みと 祝福は豊かに注がれている。