2010年01月19日(火)

「・・それがあなたに何のかかわりがありますか。あなたは、わたしに従いなさい」ヨハネ21:22



有名な例え話がある。空を飛ぶ、走る、水泳、木登りを訓練する動物学校があった。うさぎは走りは得意、しかしどうやっても空を飛べないので、ひどく落ち込んだ。

リスは木登りは得意だが、はやり空が飛べない。劣等感にさいなまれ、すると、走りも自信が持てなくなった。鷲は空を飛ぶ事が大得意、しかし他の事はうまく出来ず、落ち込み、自分を責めていた。何とか速く走ろうと試みて、足を痛めてしまった。

アヒルは水泳が得意、しかし空を飛べないので鷲を羨み、妬み、自己嫌悪に陥った。滑稽だと笑えるが、同じ事をしていないだろうか。それぞれ造られ方が全く違っている。それぞれの良さ、得意分野がある。

それを他と比較し、他のようになろうとするなら、自分に与えられたものまで生かされないまま、自分を損ない終ってしまう。神は私たち皆を「違って」造られた。違っていて良いのだ。

比較するのでなく、自分に与えられた賜物を見い出し、与えられた場で、神のために使って行く時、のびのびと喜び楽しみの中で生きて行ける。その時、与えられた個性が120%見事に開花される。

周囲を見て落ち込んでいないか。比較すると必ず落ち込む。比較から優越感と劣等感が生じ、優越感も劣等感も同じもので、根は高慢だ。人を妬み羨むのは、自分に最善を与えて下さっている神を信じない事になる。
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今の悦び、今の落ち込みが人との比較から来ているなら、変わらなければならない。神様の前の自分はどうだろうだけを問いなが与えられた御計画を信じ、それぞれの恵みにあずかって生きよう。