2010年09月18日(土)

「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる」箴言29:25

             

私たちの心を乱し、混乱させるものは何だろう。人の評価ではないだろうか。人
の自分に対する評価を気にし、人目を気にし、それに即、反応してしまう。今ま
でを振り返ってどうだろう。落ち込んだ時、心が暗くなった時、沈んだ時はどう
だったか、人の言葉や態度に振り回されていなかったか。

人の自分への批判に反応し、心乱され、敵対心を抱く。憎しみや怒りを抱いてし
まう。人が向けて来る憎しみに反応し、憎しみで返すなら、愚かなことをしてい
る。そんな時は、御言葉がどう言っているかに目を留め、神の評価を見上げよう。

「人の語ることばにいちいち心を留めてはならない」売り言葉に買い言葉、苛立
っている時に、人から出る言葉にいちいち心を留めないことだ。時に思っても無
い事を無責任に発してしまう。人からの評価に、価値観を置いている自分が問題
だ。

そして、プライドという肉が問題だ。少しでもプライドが傷つこうものなら、す
ぐに怒りや恨み、憎悪が湧き起こる。自我に触れた途端、反撃に出る。又、行動
に出ない場合は根に持つ。いつまでも忘れない。

人の評価で一喜一憂し、アップダウンし、人依存で生きている私たちを、御言葉
は正しく導いてくれる。まずそんな自分である事を認め、御言葉に従って行く時、
人の評価に反応するのでなく、神に反応して生きて行くように変えられる。

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神の無いこの世界では、自分を量るために、人しか無い。人との比較で生きてい
るので、救われた後も、根深い価値観がある。神でなく、人の前に生きてしまう。
そこにサタンの罠がある。神より人が大きくなっていないか、御霊に心探って頂
こう。