2011年12月17日(土)

「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによ って、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい」ピリピ4:6


  
日常生活で、次々と問題がやって来る。心配、不安、悩みは尽きない。主はその
不安の解決法を教えて下さる。とても簡単だ。「何も思い煩わないで、一つ〃目
の前の問題について、祈れ」と。「思い煩う事をストップして、祈れ」と。「そ
の問題を主に明け渡せ」と。非常に単純で簡単だ。

しかし、どうだろう。これをしないで、心配と不安で、くよくよと思い煩うのが
現状だろうか。主は、渡せと言われるのに、自分が握っていて、自分で何とかし
ようと思う。が、それがどうにも出来ないので、思い煩い、心は苦しく、落ち込
み、悶々状態だ。

自分で何とかしようとしている事が問題だ。だから思い煩う。主は「何も」思い
煩うなと言われる。その重荷を、主に一つ〃打ち明け、手放してしまうようにと。
主に頼るようにと。
ある人が将来を考えると、どっと大きな不安に襲われた。その思いが来ると心暗
くなり、重苦しくなった。すると、将来ではなく、今この時、平安も喜びも失せ、
心沈み、すべき事ができず、周囲にも何の証しにもならない。

その事に気づかされた。そして「心配したからといって、自分のいのちを少しで
も延ばすこと」が不可能である事が、心にしっかり入り、わかり、思い煩いを止
めようと決心した。主に委ねた時に「そうすれば、人のすべての考えにまさる神
の平安」が心に広がり、御言葉を実感し、神を経験した。

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自分の力で何とかしようとしているから、すべてが自分の肩にかかって来て、思
い煩うことになる。それを主は、渡すようにと言って下さっている。受け取って
下さって、最善をして下さる。一つ一つきっぱり主に渡して行こう。