2012年04月18日(水)

「ところが、ひとりの兵士が何げなく弓を放つと、イスラエルの王の胸当てと草摺の間を射抜いた」T列王22:34 

イスラエル王アハブは、ラモテ・ギルアデをアラムから取り返そうと、ユダ王ヨシャパテを誘った。ヨシャパテはアハブの申し出に乗り、主の言葉を聞くよう要請した。アハブは預言者400人を集め、伺いを立てると、彼らは、上って行くようにと口を揃えて言った。しかし、預言者ミカヤは正反対の預言をした。そしてアハブが悪霊に惑わされている事、殺される事を告げた。

アハブとヨシャパテはアラムと戦う事になり、アハブは自分は巧く助かろうと、ヨシャパテに王の服を着せ、自分は変装した。敵をごまかし、自分だけ逃れようとした。しかし、アラム王の命令はイスラエル王アハブだけを狙えというものだった。敵が、ヨシャパテをイスラエル王に違いないと、戦おうとした時、ヨシャパテは祈った。すると敵は引き返した。

神の関与だ。そして一人の兵士が、何げなく放った矢が、何とアハブに的中し、彼は傷を負い死んだ。別に彼はアハブを殺そうとしたのではない。神が働かれた。ミカヤの預言が成就した。神の完璧な主権と支配を見る。人がどう画策しようと、神の御心が成就する。厳粛な事だ。それゆえ、神に日々の生活も、人生も、自分自身も委ねよう。その時、あなたへの最善のご計画を一つ違わず、成し遂げて下さる。そして、平安に守られる。
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神様の完璧な主権とご支配の中に生かされているのに、恐れや不安から逃れようと自分の計画を押し通してしまう。私達は無力で先は見えない。だからこそ神様の時とご計画の下にへりくだっていたい。