2012年07月19日(木)

「人の望むものは、人の変わらぬ愛である・・」箴言19:22



私たちは誰しも、人の目が気になる。他人の評価を気にする。心の底に人に認められたい、受け入れて欲しい、つまり愛されたい、との強い願望があるからだ。私たちは生まれつき人の愛が欲しい。愛し、愛されたい。これは普段、認識していないが、自分が思っている以上に強い。

愛されたいから、人に認められたくて、人の目を気にする。そして、嫌われたくないので、好かれたいので、人の顔色ばかりを見て、「ノー」が言えなくなる。良い人として振る舞うので、本当の自分を生きる事ができない。うまく演技して生きてしまう。対人関係で、なぜ傷ついたかと心を探ると、人に認められ、褒められたい、良い人に見られたい、それが根深くあり、そこに触れ、それが得られなくて、傷ついていないだろうか。

しかし、「鼻で息をする人間・・そんな者に、何の値打ちがあるか」との言葉通り、人によって自分が決められるのは間違っている。人に依存している事になる。心が傷つく時に、心暗くなり沈む時に、それはどこから来ているのか考えてみよう。根深い人依存が原因だろうか。人に受け入れて欲しいばかりだろうか。

しかし、鼻で息をする人間は、いつか息が止むことになる。そんな有限な人間に頼るなと主は言われている。頼るべきは主であり、まさに決して変わる事の無い愛は、主にしか無い。人依存を神依存に変えられるよう、祈って行こう。
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人の反応を恐れ人依存になると、些細な事で一喜一憂してしまう。人の顔色により変化するのはやめよう。変わらぬ愛で守り導いて下さる神を見つめ、御心にかなった対応を尋ねながら神によって立とう。